【NIPT】ヒロクリニックのポイントプレゼントはおかしくないか?

【NIPT】ヒロクリニックのポイントプレゼントはおかしくないか?
NIPT東京調査隊をご覧いただき誠にありがとうございます。今回はあの全国でNIPTを展開しているヒロクリニックさんが医療広告ガイドライン違反では?と思われるような集患をしていると聞いて調べてみました。

NIPT無認可の医療機関として有名でもあり、全国各地でたくさんの妊婦さんを検査している医院が倫理に欠けるような行動をしているのは問題だと思いますので結果を公開していきます。

下にスクロールして読んでみてください。読んでいくと驚くことがわかるかもしれません。

アンケートに答えて100ポイントをプレゼント

おかしいと思ったのは毎度おなじみヒロクリニックHPのトップ画面です。



青線でくくっている「簡単なアンケートに答えて100ptGETしよう」という赤いボタンです。これをクリニックしますと

ヒロクリニックポイントプレゼント

小窓でアンケートに答える画面が表示されるのですが、赤線の部分をご覧ください。

「当院NIPTでご利用いただける100ptを進呈いたします。(1pt 1円です。)」と堂々と「診療に使える」と値引きするためのポイントを渡すと書いてあります。つまり堂々と値引きを謳って患者さんを呼び寄せようとしているのです。

しかしながら、当サイトでも取り上げてきた”医療広告ガイドライン”という広告規制があります。その指針には広告に当たる条件というのがあります。

1.誘引性:患者の受診等を誘引する意図があること
2.特定性:医業若しくは歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称又は病院若しくは診療所の名称が特定可能であること

WEBであれば「病院なび」や「ドクターズファイル」といった検索サイト、医院の公式サイトが当てはまります。

ヒロクリニックさんのNIPT専門のHP(nipt.hiro-clinic.or.jp/)は診療予約や費用の掲載をしている上、病院の名称が明らかですので広告に当たると考えられます。

但し、医療広告ガイドラインには限定解除というのがあります。これは患者さんが自ら情報を入手しようとしている場合、適切な情報が患者さんへ行き渡らないことを回避するために作られた条項です。以下の条件であれば広告可能な事項の限定を解除し、他の事項を広告できるようになります。

広告可能事項の限定解除が認められる場合は、以下の1~4のいずれも満たした場合とする。
ただし、3及び4については自由診療について情報を提供する場合に限る。
1.医療に関する適切な選択に資する情報であって患者等が自ら求めて入手する情報を表示するウェブサイトその他これに準じる広告であること
2.表示される情報の内容について、患者等が容易に照会ができるよう、問い合わせ先を記載することその他の方法により明示すること
3.自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項について情報を提供すること
4.自由診療に係る治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項について情報を提供すること
参考:第4 広告可能事項の限定解除の要件等|医療広告ガイドライン

条件を満たしているように見えますが、リスクについての説明が不足しているように思われます。また、遺伝カウンセリングを実施していない理由も掲載していない点が個人的には気になりました。

ポイントプレゼントをHPに掲載するのは医療広告ガイドライン違反では?


限定解除されていないという前提でいきますと医療広告ガイドラインには広告で載せてはいけない事項というのがあります。

1.広告が可能とされていない事項の広告
2.内容が虚偽にわたる広告(虚偽広告)
3.他の病院又は診療所と比較して優良である旨の広告(比較優良広告)
4.誇大な広告(誇大広告)
5.患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談
6.治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等
7.公序良俗に反する内容の広告
8.その他(品位を損ねる内容の広告など)
参考:第3 禁止される広告について 1 禁止の対象となる広告|医療広告ガイドライン

こちらの8つに当てはまることは広告として掲載できません。では、ヒロクリニックのHPにあるポイントプレゼントというのは何に当たる可能性があるのでしょう?

それは「その他(品位を損ねる内容の広告など)」に当たると思われます。医療広告ガイドラインには厚生労働省からよくある質問としてQ&Aが配布されています。その中に

Q2-5 費用を太字にしたり下線を引くなどして強調した表現は、広告可能でしょうか。(P.10)
A2-5 医療広告ガイドラインにおいて、費用を強調した品位を損ねる内容の広告は、厳に慎むべきものとされておりますが、費用に関する事項は、患者にとって有益な情報の1つであり、費用について、分かりやすく太字で示したり、下線を引くことは、差し支えありません。
費用を前面に押し出した広告は、医療広告ガイドラインにおいて、品位を損ねるものとして、医療に関する広告として適切ではなく、厳に慎むべきとされています。医療広告ガイドラインに関するQ&Aより引用)

つまり費用や割引を押し出した広告は止めてということです。



上に表示した「アンケートに答えると割引に使えるポイントを上げる」というのは医療広告ガイドラインに抵触すると考えられます

これで何度目?ヒロクリニックの医療広告ガイドライン違反疑惑のまとめ


またまたヒロクリニックが医療広告ガイドラインに抵触していると思われる行為をしているのが明らかになりました。ここは一体何回、当サイトに指摘されたら医療広告ガイドラインに違反していると思われる広告をするのを止めてくれるのでしょう?

【NIPT】ヒロクリニックの患者紹介キャンペーン 保健所に聞いてみた
【NIPT】ヒロクリニックの患者紹介キャンペーン、保健所からお返事が
【NIPT】医療広告ガイドラインに明確に触れてました!東京の無認可クリニックにて

個人的な考えですが、これだけやらかしていますのでもしかしたら守る気ないのかもしれません。患者さんさえ集まれば商売としては最良ですけど、医業としては最低だと言いたくなってしまいます。

下のリンクから厚生労働省から業務委託されている企業へ匿名で通報が可能です。もしひどいなと思ったら通報してみるのもいいかもしれません(あくまでも個人の判断です)。

医療機関ネットパトロール(iryoukoukoku-patroll.com/
医療機関ネットパトロール

あまりにもひどい場合は行政処分がされるので、そうなる前に誰が見ても医療広告ガイドラインを守っていると思う広告を出してほしいものです。

4.同条第2項による中止命令若しくは是正命令に従わず、違反広告が是正されない場合には、刑事訴訟法(昭和 23 年法律第 131 号)第 239 条第2項の規定により、司法警察員に対して書面により告発を行うことを考慮すべきである。
なお、罰則については、①の虚偽広告、法第6条の6第4項に違反する場合(麻酔科の診療科名を広告する際に、併せて許可を受けた医師の氏名を併せて広告しなかった場合)又は4の中止命令若しくは是正命令に従わなかった場合には、6月以下の懲役又は 30 万円以下の罰金(法第 87 条第1号)、4の報告命令又は③の立入検査に対する違反の場合には、20 万円以下の罰金(法第 89 条第2号)が適用される。
オ 行政処分(法第 28 条、第 29 条関係)
病院又は診療所が悪質な違反広告を行った場合には、エに示した告発のほか、行政処分として、必要に応じ法第 28 条の規定に基づく管理者変更命令又は法第 29 条第1項第4号に該当するとして、同項の規定による病院又は診療所の開設の許可の取り消し、又は開設者に対し、期間を定めて、その閉鎖を命ずることが可能であるので、行政処分の実施を考慮すべきである。(医療広告ガイドライン「第6 相談・指導等の方法について」より引用)

行政処分が下ればさすがに違反広告は出さなくなると思います。当サイトとしてはきちんと規制を守っているところが馬鹿を見ないようにしっかりと監視を続いていくつもりです。
 

コメント