【NIPT】某大学の遺伝診療の先生に検査と機器についてズケズケと聞いてみた!

【NIPT】某大学の遺伝診療の先生に検査と機器についてズケズケと聞いてみた!

NIPT?あっ、妊娠初期に胎児の異常があるかどうか採血だけでわかる検査でしょ?
ダウン症かどうかわかる検査でしょ?
間違いではないのですが、検査を受ける上で知っておくべきことがもっとあると思います。
今回はボクの知り合いの医師に紹介をして頂いて某大学の遺伝診療の先生にお話を伺うことができました。不躾にもズケズケとお話しを聞いていたらスゴイことをいろいろ教えて頂きました。

【前回記事はコチラ】
【NIPT】染色体・遺伝子をNIPTと絡めて分かりやすく解説!
NIPTに自閉症遺伝子検査を同時に検査したご夫婦のお話【NIPT】
【NIPT】産婦人科学会の暴走問題で産科医の言い分を一つ一つ突っ込む!

東京衛生検査所(ヒロクリニック)の検査について聞きました!

 

ボク:先生、ご存じかどうかわからないのですが、東京都内の衛生検査所が独自にNIPTの国内検査体制を構築されているのはご存じですか?
A先生:噂程度には聞いていましたけどそうなんですね。
ボク:6月中旬からスタートしているようです。そちらでは、全領域で微小欠失と重複を検査するそうなんです。
A先生:ほう。
ボク:そちらのHPには『7Mb以上の欠失があるケースのみ報告します』と書いてあるのですが、欠失の中には7Mb以下の大きさのものもありますよね?
A先生:え。たくさんありますよ。
ボク:素人質問ですみません。では、この検査をすると7Mb以下の欠失は測れないということですか?
A先生:そうなりますよね。
ボク:ということは、陰性と判定されるということですか?
A先生:測れないんだから陰性だよね。
ボク:ですよね。。。

以前も少し触れておりましたが、やはりらしい。
7Mb以下の欠失は測れない。陰性と出てしまう。

また、違う先生にこんな質問をしました。

※画像はイメージです。

ボク:検査で使う次世代シーケンサーっていくら位するんですか?
B先生:ボクちゃん、何に使うの?
ボク:いや、私は使いませんよ(笑)例えばNIPTのような遺伝子検査とか…
B先生:あぁ。NIPTね。でもシーケンサーだけじゃ検査できないから。遠心機とか分注機とかいろいろあるからね。
ボク:でいくらなんですか?
B先生:そうだなぁ…ザックリだけどイニシャルで2億円位かな?一式で
ボク:そんなにするんですか?というか今イニシャルって言いましたよね先生?ランニングは?
B先生:どれくらいの数の検査をするかにもよるよね?ランニングだから。でもどうだろう?年間3,000万円位はかかるんじゃない?
ボク:マジっすか・・・
B先生:それくらいするよ。普通。何?ボクちゃんNIPTでもやろうとしてんの?
ボク:いやいや、やらんですよ!初期投資がデカすぎですよ。

自前の検査設備投資だけでこんなにかかるのか?これはペイするためにはどれくらい検査しないといけないのか?
ちょっと試算してみます。
※あくまで上記数字や妄想で算出した数値ですので根拠は乏しいです。

自前で設備を作った際の収支構造【コストの部】


【検査設備】
イニシャルコスト(初期投資)を5年で回収すると想定した場合(金利等は取り合えず考慮に入れません。)

200,000,000円÷60カ月=3,333,333円/月

ランニングコスト

30,000,000円×12カ月=2,500,000円/月
【地代家賃】
1か所400,000円/月と想定

【人件費】※3名の検査技師を年俸480万円(某サイトで掲載していた平均年俸を想定)

3名×400,000円=1,200,000円/月

コストの部・・・計7,430,000円/月(8,916万円/年)→うち約620万は固定費…庶民にはムリや・・・

自前で設備を作った際の収支構造【損益の部】

粗利益率20%と想定すると、

1.90,000円の検査×20%=18,000円
2.120,000円の検査×20%=24,000円
3.180,000円の検査×20%=36,000円
4.240,000円の検査×20%=48,000円
本当はもう少し粗利率は高いと思いますが、クリニックへの出し値(クリニックの利益)も考えるとこれくらいかなと。
と想定すると、

18,000円の粗利益のコースだと・・・394名
24,000円の粗利益のコースだと・・・295名
36,000円の粗利益のコースだと・・・197名
48,000円の粗利益のコースだと・・・147名

となります。これで計算上のトントン(利益ゼロ)です。一番下のプランの方の構成比が下がる(高いプランが増える)ほど損益分岐点までの検査人数は少なく済むわけですから検査所(クリニックとしても)低いプランを選ばれてしまうと収支が悪化するという構図となりますね。そして取り扱い個所(クリニック)を増やしていかないと安定した検査件数を確保できなくなるとも言えます。これは私見ですが、企業として利益を確保する場合このケースだと最低でも1,000万円の粗利益を確保できないと投資した分のリターンとしては「うまみがない」と思います。とすると、平均単価を180,000円のコースで達成したとして、277名、その他経費も考えれば300名分はやらないといけない計算ですね。

ところで東京衛生検査所はTwitteやってるみたいですね

これはジョークですよね?陰性が珍しいって・・・

HPぺージも拝見しました。いろいろ気になるところもありますが、またの機会に。

一つだけ、予約すると検査所の見学ができるらしい。遺伝子の専門家が案内してくれるらしい。

※専門家って誰のことなんだろう?医師?臨床検査技師?カウンセラー?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
わかりやすくご説明できていたでしょうか?

東京衛生検査所の新しい検査は専門の先生に聞いてみても??な検査でらるようですね。
元々の確率が低い(数千から数万分の1)症例ではありますが、検査をすり抜けた陽性、それは偽陰性と言います。

NIPTは10週0日から受けられますが、どのタイミングで結果を受け取るかで、
患者側はとてもスピーディな判断を迫られることになってしまいます。

オススメに入れました神宮外苑ミネルバクリニックのスーパーNIPT
国内唯一の第3世代NIPTです。

第1世代のWGS法は、母子のDNAを区別して測定することはできなかったのですが、第3世代だとそれが正確にできるようになりました。
なので、正確性が格段に増しているようです。。
今のところ、基本検査(13/18/21トリソミー)や微細欠失症候群の偽陰性はゼロとなっています。

更に追加にはなりますが、100種類の遺伝子の病的変異についてご両親を検査し、なおかつご両親になくても赤ちゃんだけで
起こる新生突然変異について調べる遺伝子検査もあるようです。

リンク貼っておきますので、気になる方は是非覗いてみて下さい!

今後もNIPTを取り巻く基礎知識を取り上げていきたいと思います。

では!また次回。

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