【NIPT】新型出生前診断、開業医にも拡大?まだです!ニュースの実態はこれです!

【NIPT】新型出生前診断、開業医にも拡大?まだです!ニュースの実態はこれです!

NIPT?あっ、妊娠初期に胎児の異常があるかどうか採血だけでわかる検査でしょ?
ダウン症かどうかわかる検査でしょ?
間違いではないのですが、検査を受ける上で知っておくべきことがもっとあると思います。
昨晩こんなニュースが飛び込んできました!

 

【前回記事はコチラ】
【NIPT基礎知識編】千葉県でNIPT検査可能な施設を比較!
【NIPT基礎知識編】埼玉県(関東)でNIPT検査可能な施設を比較!
【NIPT基礎知識編】神奈川県(関東)でNIPT検査可能な施設を比較!

新型出生前診断、開業医にも拡大 指針改定、小児科医の関与強化 日産婦

妊婦の血液から胎児のダウン症などの染色体異常を調べる新型出生前診断を、産婦人科開業医ら小規模な医療機関にも広げる指針改定を実施したと日本産科婦人科学会(日産婦)が20日、発表した。

 厚生労働省の了承を得られれば、新指針の運用を始める。

 障害を持つ子供に詳しい小児科医の関与を強めることで、検査拡大に慎重だった日本小児科学会と日本人類遺伝学会の同意を得たという。

 新型検査は国内では2013年に開始。命の選別との批判があり、日産婦は指針を策定し、遺伝カウンセリングの専門医が常勤する医療機関に限って認定する仕組みを作った。しかし、認定を受けず、十分なカウンセリングもせずに検査を行う医療機関が急増。日産婦は19年、一定のカウンセリングができる認定施設を増やす必要があるとして、指針を大幅緩和し小規模医療機関に広げる方針を発表した。

 これに対し、日本小児科学会と日本人類遺伝学会の2学会などが、十分なカウンセリングが行えなくなるなどと反発。厚労省も検査の在り方を検討する作業部会の設置を決め、議論がまとまるまで緩和を待つよう求めていた。時事通信社より 

要約すると

日本産婦人科学会はNIPTを現在の範囲から産婦人科の開業医にまで認めさせる指針を発表。厚生労働省の了承が得られればスタートさせる。これまで反発していた関連学会の日本小児科学会と日本人類遺伝学会の同意も得たという。

このニュースに意見を述べる先生が…


神宮外苑ミネルバクリニックの仲田洋美院長がTwitterでこのように反論。
ん?ニュースと全然違う!というか日本産婦人科学会はまだ何も決まっていないことをあったかのように作り上げてマスコミに書かせたということか?こういうことを日本産婦人科学会がやるのは初めてではありません。以前も同じようなことありましたね。

舌の根も乾かぬうちに・・・

新型出生前診断 新指針運用見送り 凍結し「国の動き注視」 日産婦
妊婦の血液から胎児の染色体異常を推定する新型出生前診断(NIPT)を巡り、日本産科婦人科学会(日産婦)は22日、検査できる医療機関の要件を大幅に緩和し実施拡大を図る新指針の運用を見送ると発表した。他学会から強い批判を受け、厚生労働省がNIPTのあり方を議論する検討会を設置する方針を決めたため、この日新指針を正式に決定したものの凍結が必要と判断した。

 新指針策定を主導した藤井知行・前理事長は記者会見し、「国の議論の行方を注視したい」と述べた。毎日新聞2019年6月22日 21時03分

ちょうど1年前ですよ。このときに言った『国の動きに注視したい』はいったい何だったのか?
ということになりませんか?国もその後、厚生労働省がワーキンググループを作って認可無認可の現状調査をしているところでした。国も何もしなかったわけでなく、ちゃんと動いていましたよ。舌の根も乾かぬうちとはこのこと!

なぜ日産婦は急ぐのか?

この問題については仲田先生がフォロワーからの質問に答えています。

結局は開業医からの圧力には勝てないのですかね日産婦は?開業医は意欲満々のようですが、NIPTできるんですかね?

開業医がNIPTする知識・経験はあるのか?

仲田先生は更にこう続けました。

NIPTのその先を既に見据えているんですね。確かに多様な疾患に及ぶ可能性のあるものを妊婦だから、胎児だからという理由で産婦人科医が幅を利かせているのは確かにどうかと思う。採血だけで特殊な技術はいらないと暗にクビを突っ込もうとしている開業医達はこの検査の大変なのところを理解していないのだろうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
確かに妊婦さんにとって、何処でも検査できるという利便性ではメリットがあるかもしれません。しかし先に書いたとおりこの検査の専門は明らかに遺伝診療科の医師、遺伝専門医であることは間違い無いです。

無認可クリニックにおいても、全く何の専門性も無い医師が自由標榜制を利用して検査をしています。果ては株式会社まで・・・
医師の縄張り争いではないのです。それは患者のためになっていません。診療科毎に連携すれば良いだけでは?厚労省に期待するしかいないのでしょうか?

どれが自分に取って一番納得できるところか是非考えてみて下さい。

NIPTは10週0日から受けられますが、どのタイミングで結果を受け取るかで、
患者側はとてもスピーディな判断を迫られることになってしまいます。

オススメに入れました神宮外苑ミネルバクリニックのスーパーNIPT
国内唯一の第3世代NIPTです。

第1世代のWGS法は、母子のDNAを区別して測定することはできなかったのですが、第3世代だとそれが正確にできるようになりました。
なので、正確性が格段に増しているようです。。
今のところ、基本検査(13/18/21トリソミー)や微細欠失症候群の偽陰性はゼロとなっています。

更に追加にはなりますが、100種類の遺伝子の病的変異についてご両親を検査し、なおかつご両親になくても赤ちゃんだけで
起こる新生突然変異について調べる遺伝子検査もあるようです。

リンク貼っておきますので、気になる方は是非覗いてみて下さい!

今後もNIPTを取り巻く基礎知識を取り上げていきたいと思います。

では!また次回。

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医学的な内容を発信するので、仕事でお付き合いのあるお医者さん達に内容に誤りがないか
レビューしてもらうことにしました。

このサイトの医学的内容の監修ドクター
外科専門医 DAIGO 先生
防衛医科大学医学部卒業、防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、各自衛隊基地の医務官を経て
外科専門医を取得。専門は一般外科・総合診療。
救急診療医 JOHN 先生

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