赤ちゃんが欲しい!妊娠前に病院にいくべき?【医師監修】

赤ちゃんが欲しい!妊娠前に病院にいくべき?【医師監修】

妊娠前に婦人科検診を受けるべき?

妊娠する前に自身の体の状態について把握しておくことはとても大切です。特に婦人科系の疾患は、妊娠経過に影響を及ぼしてしまうこともありますので、妊娠前に治療を行うことをお勧めします。そのため、以下のような検診は妊娠前に行うことをおすすめします。

乳がん検診

妊娠中は産後の母乳分泌に備えて乳腺が勢いよく発達するため発見しにくく、検査もマンモグラフィー検査などの放射線が出る検査は赤ちゃんの発達に影響して奇形をもたらしたりするため行えません。行う場合は超音波とどうしてもの場合はMRIとなります。
乳がんであった場合、妊娠中はエストロゲンというホルモンの分泌が高まるため、特にホルモン陽性の場合は進行しやすくなります。

妊娠中であっても手術や抗がん剤は妊娠の時期やがんの進行具合によっては受けることも可能ですが、そうならないようにまずは妊娠したいと思ったら先に乳がん検診を受けておくのがいいでしょう。
乳がんを合併するのは妊婦さん1000人あたり1人くらいの発生頻度です。

子宮頸がん検診

jsgo.or.jp/guideline/kiegan2017/keigan2017_07.pdf

妊娠中に合併する子宮頸がんの頻度は、1990年代のアメリカでは前がん病変を含めて子宮頸がんの3%が妊娠中に診断を受けていると報告されています。
妊娠中の子宮頚部細胞診以上は妊娠女性の1~5%とされています。浸潤がんの頻度は妊婦1000人当たり0.1~1.2人と報告されています。

意外と多くてびっくりしませんでしたか?

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんです。
HPVというウイルスに性交渉を通じて感染して発症するとされています。妊娠を考えている女性には検診をすることが勧められます。20歳以上であれば通常2年に1回は自治体が費用を負担して子宮頸がん検診を受けることができますので、手続き等についてはお問い合わせください。

妊娠中に子宮頸がんが発覚するのは稀ですが、発覚した場合には治療が必要になります。妊娠前に検査を受けておきましょう。
妊娠初期の検査でも子宮頸がん検査は行われるそうです。

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以上、今回もボクがお勉強した内容を書いてみました!

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医学的な内容を発信するので、仕事でお付き合いのあるお医者さんたちに内容に誤りがないかレビューしてもらうことにしました。

このサイトの医学的内容の監修ドクター
外科専門医 DAIGO 先生
防衛医科大学医学部卒業、防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、各自衛隊基地の医務官を経て外科専門医を取得。専門は一般外科・総合診療。
救急診療医 JOHN 先生
東邦大学医学部卒業、同大学付属分院にて救急診療に従事。

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