どうして妊娠すると不安になるの?【医師監修】

妊娠するとにかく不安っていいますよね

初めての妊娠だと、これからいったいどうなるのかな?とか本当に不安でたまりませんよね。
妊娠って人生の中でそう何度もない大変な時期なんですよね。
赤ちゃんをお腹の中で一日一日大きくして。
まだ全然大きくならないうちから吐き気はするし。
一体これからどうなるのかな?という不安が一番最初は大きいですよね。
赤ちゃんが欲しい、と思って狙ったんだとしても、不妊治療の末に授かったのだとしても
自分のからだに変化が起こっていくのは不安なものです。
2回目、3回目という女性でも、不安がない人はいないでしょう。
またあの大変な時期を10か月も過ごすのかー、とか。
とにかく、初産もそうじゃなくても本当にずっと不安と不快(吐き気、お腹が重たい)の連続ですよね。
妊娠した、と嬉しいのもちょっとの間で、現実にかえると、体調の変化などが気になり、不安がつのることが多いのが妊婦さんです。

具体的にいったい何が不安なのかを検討してみましょう。

 

仕事を続けられるの?

男女雇用均等化社会にあって、結婚後もキャリア形成をしていくのが女性でも当たり前の昨今。
専業主婦になる人は少なくなりました。

初めての妊娠で気になることといえば

仕事を続けられるか?
通勤にたえられるか?
そのうち休むけど職場は大丈夫か?
チームメイトに迷惑をかけてしまうのでは?
迷惑がられてしまわないかな?

とかとか頭をめぐりますね。多分。
しかし。
妊娠中は申し出ると、配慮するように法律でも義務付けられているので
無理のない範囲で働いて無事に出産できるようにしましょう。
労働基準法における母性保護規定

(1)妊婦の軽易業務転換(労働基準法第65条第3項)
妊娠中の女性が請求した場合には、他の軽易な業務に転換させなければなりません。

(2)妊産婦等の危険有害業務の就業制限(労働基準法第64条の3)
妊産婦等を妊娠、出産、哺育等に有害な業務に就かせることはできません。

(3)妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限(労働基準法第66条第2項及び第3項)
妊産婦が請求した場合には、時間外労働、休日労働、又は深夜業をさせることはできません。

(4)罰則(労働基準法第119条)
上記の規定に違反した者は、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられます。


わたしのからだってどうなっていくの?

妊娠6週目ごろから医学的には悪阻といわれる吐き気が始まります。
個人差が非常に大きく、全く何もない人から症状が強くて水を飲んでも吐いてしまう人までさまざまです。
不安が大きいと悪阻もきつくなるようですので、リラックスを心がけましょう。

お腹が大きくなると重たくなるので腰痛がおこったり、腸も圧迫されて便秘がちになったり、
ニキビ肌荒れ、ホルモンバランスのせいで脱毛してしまう、とか、
経験したことのないことが起こって不安に感じる人もいます。
こうした症状はホルモンバランスが今までとちがうせいですので、出産後は次第に解消されていくことが多いです。
稀に出産後も敏感肌になりそのままとかいう人もいますが。ちょっと神経質になっちゃうせいですかね。


赤ちゃんが生まれるのはいいけど障害があったらどうしよう?

お友達が出産したら障害のあるお子さんだった……
クラスメートに障害のある児童がいた……
不安になる原因は人それぞれですが、赤ちゃんが生まれたらたとえ障害があっても育てないとかいうわけにいかないですよね。
逃げられない、というのは辛いので、どうなのかな?と不安が募るのも無理はありませんね。

そこで、出生前診断が安心できるマタニティライフのために重要になってきます。

なかでも最近注目はやはりNIPT(新型出生前)検査ですよね!

NIPTは母体の血液からあかちゃんのDNAを検査することで染色体に異常があるかどうかを調べられるという検査です。
羊水検査や絨毛検査と異なり、母体への負担が採血のみと最小限であるため、羊水検査で見られる流産や感染症の恐れがなく、安心して受けられる検査です。

高齢初産の方の不安は大きいかもしれませんが、最近ではスマホアプリで簡単にいろんな情報に接することができるため、若い妊婦さんたちも情報過多で不安になる要です。ストレスは子宮の血流を少なくする方向に働き、赤ちゃんに良くない影響をすることがあるため、リラックスしてゆったり過ごすことを心がけるのがいいですが、NIPTで不安を払しょくするのも一つの方法ですね。

 

出産時の痛みに耐えられるのか不安

テレビの出産シーンとか怖いですよね。
実際に自分が痛みに耐えられるのかという不安は大きいようですが、こちらは、無痛分娩をしている医療機関もあるので、妊婦さんたちは一生懸命自分の求める出産をかなえてくれそうな医療機関をネットで検索しているようですね。

痛みについては、女性は不思議と男性よりも強いとか言われてきましたが、最近のお母さんたちは、「出産が終われば赤ちゃんに会える」というわくわく感よりも、「痛みに耐えられない」というマイナスな気持ちが強く、そういう人たちはあっさりと無痛分娩を選ぶようですね。

それ以外の人たちは、出産が近くなってきたら助産師さんが行う母親学級とかで不安を払しょくしてください!
もちろん、お友達などから情報をゲットしてもいいですし、いろいろなんでも聞いてください!
ストレスや不安は発散することが大事です。

もう二度と嫌、って思ってても不思議と時間がたつと次の子供が欲しいと思えるくらい、赤ちゃんは可愛いものです。

 

妊娠中の不安を解消するためにすべきこととは?

不安や不満はぶちまけよう!

嫌な気持ちは抱えず、お友だちや夫、母親などに遠慮せずに伝えましょう。
話をすることで不思議と和らぎます。
あと、先輩ママがいろいろ自分の経験を教えてくれたりして、自分だけじゃないんだと思えるとずいぶん楽になりますよ。

夫は出産後も一緒に子育てをするのですし、二人の赤ちゃんなので、なんでも相談しましょう。

誰もいない場合は、産院や自治体の助産師や保健師に相談するのもいいですね。

お散歩してからだを動かそう!

一人でもんもとしていると、どうしも考えはネガティブになっていきます。特に体調がすぐれない時は。

運動と気分転換を兼ねて、ウォーキングなどをしてリフレッシュしましょう。

ネットとの付き合い方を考えよう

スマホ社会でアプリがいろいろ教えてくれますが。
不安をあおる有害な情報もたくさんあります。
見ていると不安で仕方なくなることもあります。

そうしたときには、ネットからはなれて、音楽を聴いたり好きなことをして過ごしましょう。
人生短いですし、妊娠期間中なんてほんの少しの間ですよ。
楽しんで過ごすことを考えましょう。

そして、時が来れば信じられないほどかわいいあなたの赤ちゃんに会えますから!

 

 

 

いかがでしたか?

不安の原因がわかると対処のしようもありますよね。


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医学的な内容を発信するので、仕事でお付き合いのあるお医者さんたちに内容に誤りがないかレビューしてもらうことにしました。

このサイトの医学的内容の監修ドクター
外科専門医 DAIGO 先生
防衛医科大学医学部卒業、防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、各自衛隊基地の医務官を経て外科専門医を取得。専門は一般外科・総合診療。
救急診療医 JOHN 先生
東邦大学医学部卒業、同大学付属分院にて救急診療に従事。

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