無認可|歯科医師によるNIPT採血問題。件の歯科医院がHPから削除されてました!

無認可施設の歯科医師によるNIPTの採血問題。件の歯科医院がHPから削除されてました!

NIPTを調べてて、なんか違うんじゃないの?と思うことがあり、
いろいろ趣味で記事を書いてきましたが、以前より問題ではと指摘していた

無認可施設の歯科医師によるNIPTの採血問題

対象のNIPTJapan株式会社のHPよりこの歯科医院が削除されていました。

【バックナンバーはこちら!】
無認可NIPTを歯科医師がやっていいのか?(東京・関東圏でやってます)
無認可NIPTを歯科医師がやっていいのか?(東京・関東圏)パート2
NIPTにまつわる疑問を厚生労働省にいろいろ聞いてみた!【仁義なきNIPT

前後のスクショで比較しよう!

↓これが以前のもの

↓そしてコレが今日(2020/03/14)

※富士宮市と川越市のクリニックの間が削除されています。
当局からの指導が入ったものと思われます。

では、本件は何が問題であったか振り返ってみます。

医師法・歯科医師法に接触する恐れがある

まず、医師には医師法が、歯科医師には歯科医師法があります。
医師も歯科医師も法律的には

名称独占
業務独占

両方ありの免許です。

名称独占はその名の通り、その名称を独占できる資格、つまり医師免許をもっていなければ医師と名乗れない資格です。タダでも医師でないと判断できないような内容を素人が親切に相談に乗ってあげるのは医師法違反になるってことです。

※無資格素人が美容医療を勝手にやって捕まったりしてますよね。それと同じです。

でも、歯科医師も医師だろ?」と思う方もおられるのでは?

しかし、歯科医師は歯科・口腔外科に業務を限定されています。

つまり、NIPTは口の中の疾患がターゲットではなくて、口の外、全身の 染色体異常 がターゲットなので歯科医師がこれを診断するために検査すること自体が、医師法違反に該当する可能性があります。

そして、管轄保健所に通報しました。医務係の方からは

『指導を行うかどうか根拠法令を確認し対応します』

と回答頂いてました。

厚生労働省母子保健課にも電話してみた!(歯科医師NIPTについて)

ボク:株式会社が主体となって無認可NIPTをやられているところがあるのはご存じでしょうか。
担当者:それはどちらのことですか?
ボク:NIPTJapanという会社です。会社名で広告して妊婦さんを集めて採血は無認可の提携クリニックとされるクリニックに依頼しているような形なのですが・・・
担当者さん:はい。それは存じ上げています。
ボク:その無認可の提携クリニックの中に歯科診療所があることはご存じでしょうか。
担当者さん:はい、存じ上げています。
ボク:そうなんですね。あれはどうなんでしょうか?
担当者様:あれは、歯科医師法に接触される可能性がありますね。
ボク:そうですよね。さすがに。先日所轄保健所にも通報してみました。
担当者様:そうでしたか。
ボク:お忙しいところお電話失礼致しました。

保健所又は厚生労働省が対応した可能性がありますね!

恐らくどちらかから指導が入ったのでしょう。

以前のコラムでも書きましたが、歯科医師に依頼した会社はどうなるの?』ですがこれは

いわゆる 共犯 ってやつですよね!

wikipediaから引用します。
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%8A%AF

任意的共犯
任意的共犯とは、条文上単独の行為者を想定して定められている犯罪を、2人以上の行為者によって実行する場合をいう。これは広義の共犯ともいわれる。 例えば殺人罪や窃盗罪は行為者が単独でも実行できるが、こうした犯罪を複数で実行することが任意的共犯である。

任意的共犯には共同正犯、教唆犯、幇助犯の3種がある。

共同正犯
複数の者が共同して犯罪を実行した場合、共犯者の全員が正犯として、別の共犯者の行為やその結果についても責任を負う(一部実行全部責任)こととなる。詳しくは共同正犯の項目を参照。
教唆犯
人をそそのかして「犯罪」を実行させた者をいい、正犯と同じ刑が科される(b:刑法第61条1項)。この教唆犯を教唆した場合を間接教唆と呼び、第61条2項により処罰される。さらにこの間接教唆者に教唆する場合を再間接教唆と呼び、これ以降の間接教唆を連鎖教唆と呼ぶ。連鎖教唆については刑法61条1項のような規定がないことからこれを処罰しうるか争いがあるが、判例は処罰を肯定する。
幇助犯
「正犯」を幇助した者をいう。幇助とは、正犯でない者が正犯の実行を容易にすることをいい、犯罪に使うもの(凶器など)を用意するといった物理的方法はもちろんのこと、正犯者を勇気づけるといった精神的方法でも幇助にあたるとされる。詳しくは幇助の項目を参照。

要するに、医師でないのに医師の業務をした歯医者とそれをそそのかしてやらせた会社の人は
両方とも 医師法違反 ですね。

前者は 共同正犯
後者は 教唆犯
かな?

採血料欲しさによく調べもせずに引き受けたんでしょう(噂では1件5万円らしい・・・)

株式会社のやる『無認可の提携クリニックに採血だけを依頼するNIPT』は問題アリアリだと
ボクは思っています。だって医師自身が『採血するだけ』という認識しかないから
専門性のカケラもないですから、患者に寄り添えるわけがない。
そんなところにやって頂く必要はないなと思います。

今回私が一石を投じたことがこの結果に繋がったかはわかりませんが、疑問には
自ら答えを出していきたいですね。

次はなにをやろうかな?

乞うご期待!!

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